信頼性と妥当性
心理テストの有効性を評価する時には、信頼性と妥当性という用語が使われる。信頼性とは、同じ被験者に対して、訓練された検査者なら誰が測っても、いつ測ってもあまり結果が違わないかどうかを表す用語である。妥当性とは、その検査を実施すれば、測ろうとする目的のものを測れるのかどうかを表す用語である。例えば、いくら精密な体重計であっても身長を測る事は出来ない。これは妥当性の欠如である。逆に、身長計を使ってもそれの誤差が数cmもあれば正確に測定出来ない。これは信頼性の欠如である。
心理テストを開発する際には、多くのサンプルで統計を取り、より適切な問題を配置するなどの工夫がなされる事が多い。これを標準化作業という。例えば、一般的な知能検査で知能指数の標準が100であると信用できるのは、大量のサンプルで標準化が行なわれたからである。個別式知能検査の標準化では、1000人から5000人程度の被験者が対象となる場合が多い。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


